語学コーチとは、どんなお仕事ですか？
語学を”教える”ことがメインではなく、言語を学ぶ人のモチベーション維持や悩みの解決までサポートします。語学コーチというと少しイメージがしづらいかもしれませんが、学習者と共に走る、伴走者というイメージが近いかもしれません。
なぜコーチになろうと思ったのですか？
大学時代に中国語を専攻し、遊ぶ暇がないほど中国語にのめりこみました。しかし社会人になってからは中国語を活かす機会がほとんどなく、少しもったいなく感じていました。そんな時にthe courage代表の伊地知のブログ記事を読み、こんなに純粋で情熱を持ってお仕事している人がいるんだなあと、単純に感動したんですね。当時自分が仕事で悩んでいたこともあり、余計に輝いて見えたかもしれません。その記事の最後に、仲間募集中と書いてあって、これは何かお手伝いできないかなあと思って伊地知に直接声をかけたのがきっかけでした。なので、コーチになりたいという熱い想いが元々あったわけではなかったのですが、コーチとしての素質を見出してもらい、デビューしました。
コーチというお仕事は、ただ単に中国語を教えるだけでなく、受講生の目標をしっかりと理解し、対話をする必要があるので難しさはありますが、その分、受講生が目標を達成したり、受講生の成長を感じることができたり、ありがとうといってもらえたときの嬉しさは何にも変えられないものがあります。
セッションで大切にしていることは何ですか？
いろいろありますが、「また前を向いてがんばろう！」という気持ちになってもらいたいと思っています。コーチングセッションは通常1週間に1回行われますが、その間受講生は全力で自学習をしています。仕事が忙しかったり、宿題の難易度が少し高かったりすると当然、モチベーションが低くなったりすることが多々あります。なのでセッションを行ってみると少し自信を失っていたり、やる気が落ちていたりすることが多々あるんですね。
セッションではその週の取り組みを、よかったことも悪かったことも正直に振り返ってもらいます。そしてそこから、次の1週間のゴールはなんなのか、どんなことを心がけるのか、ということを一緒に考えていきます。セッションの終わりには、「よし、また今週も1週間頑張るぞ！」という晴れやかな気持ちになっていてもらいたいので、全力で真摯に取り組むようしています。
仕事をしていて良かったと思うのはどんな時ですか？
受講生の、人としての成長が感じられた時が一番感慨深いです。語学力の伸びもさることながら、語学に全力で取り組んだ経験を糧に次の一歩を踏み出す、そんな姿がみられると本当に幸せな気持ちになります。人と向き合うということは大変なことでもありますが、人の成長をこんなにも間近で感じられる仕事というのもありません。まさにコーチ冥利に尽きるといった瞬間です。
休日はどんな過ごし方をしていますか？
平日はデスクワークをしているのでなかなか外出できないのですが、その分休日はしっかり外に出ることを心がけています。最近スマートウォッチを購入したので、食事や運動などかなり健康に気を遣うようになりましたね。好きな音楽を聞きながら散歩をしている時がすごく幸せに感じます。あとは海外旅行が大好きなので、次に行ける日を夢見ながら行きたい国を考えていたりします。これまでもいろんな国にいきましたが、やはり一番思い入れがあるのは中国ですね。中華料理は本当に世界一だと思っています（笑）
今後、目指していることは何ですか？
the courageのミッションに、「自分の人生を自分で決める勇気を持つ」という言葉がありますが、私自身この言葉が大好きで、そうしてきた自分に誇りを持っています。人は誰しも、自分の人生を自分の意思で歩む権利を持っていると信じています。the courageでの経験を通してそのことを知り、人生を切り開くきっかけになれるよう、真摯に取り組んでいきたいと思います。
